教育とは愛である。教育とはアイデアである。
~いつもあたたかく いつもあたらしく~

学園長メッセージ Message

学園長メッセージ Message

幼児教育への思い

私は、今まで40年間幼児教育に携わり、教育の現場で働いて参りましたが、幼少期ほど人の一生を左右する大切な成長の時期はないとつくづく思うのです。特に、人は概ね3~4歳から、9~10歳までに脳の基本が完成すると言われています。詳しく述べると、人間の脳は、概ね9~10歳までに、知性(言語的知能、論理数学的知能)、芸術的能力(音楽的知能、絵画的知能)、運動神経(身体的運動知能、空間的知能)、さらには人間関係能力(社会的知能、感情的知能)の基礎が育まれ、人間はこの頃に動物としての臨界期を迎えると言われています。
幼児教育の理論と長年の経験から、「環境」がその人の能力を大きく左右すると実感していました。以下は、アートのみに限った情操教育のケースです。

リリーの幼稚園や保育園では、以前から昼食の折にクラシック音楽を流していますが、それがきっかけで、後にオーケストラの奏者になった卒園児がいます。また、身体表現活動を保育カリキュラムに取り入れてきましたが、十代で英国の国立オペラハウスのバレー研修生として選ばれた卒園児、劇団四季のスターになった者、宝塚歌劇団に入った卒園児も現れました。無論、卒園児のたゆまぬ努力の賜ですが、情操を育み、能力と感性を高めるカリキュラムの実践を続けてきた私にとって、大きな励みになる顕著な事例となりました。

幼児期に能力の基盤をしっかり形成するための独自の教育プログラムと、その時期に経験してもらいたい様々な体験・感動プログラムによって、子どもたちは様々な能力を開花させていきます。そして、子どもたちの能力の可能性を広げ、ノーベル賞から、一流のアーティスト、アスリートが育つことを合言葉に、私たちは日々の教育に取り組んでいます。

学校法人リリー文化学園 理事長・学園長
大久保 博之

ナーサリーの保育目標

育脳教育

臨界期までの脳の器づくりを推奨します。

多重知能
言語的知能・論理数学的知能・音楽的知能・絵画美術的知能・身体運動的知能・空間的知能の器を育てます。

人間性知能
五感を使った豊富な実体験教育を通して、自立・創造性・集中力・物事をやりぬく力・コミュニケーション能力・社会性を育みます。

健康な身体

心身の健康をつくるために基本的生活習慣をしっかりと確立します。
安全な環境と独自のプログラムで強い身体をつくります。

豊かな心

豊かな心とは、「情緒」と「情操」の発達を指します。特に「真・善・美」とともにコミュニケーションの基礎となる「共感性」やこの時期から育つ「好奇心」「探求心」の芽を育みます。

さらにそれらを表現する力を伸ばします。

カリキュラム紹介

0~1歳児は、脳の発達につながるプログラムと、個々の持てる才能の芽を育む保育に取り組んでいます。
2~5歳児は、専門講師によるリトミック・幼児体育・英会話・スイミング・国語算数教室・絵画の特別教室を行います。

子どもの興味を引き出す遊びを通して
五感を刺激し、感性を育てます。

身近にある自然と触れ合う中で、
美しさや不思議さに気づき、生き物に
関わる中で生命の尊さを知ります。

室内プールでオールシーズン行います。
幼児期から水に慣れ親しみ、
健康的な心身を育みます。

ネイティブの講師による英会話のレッスンです。
英語の歌やゲーム遊びを通して
英語の楽しさに触れ、親しんでいきます。

講師の先生と一緒に音楽やリズム、
音の強弱に触れ、身体で表現する
楽しさを知り、集中して聞く力を育てます。

講師の先生と一緒に楽しみながら
いろいろな体の動きを体験し、
運動能力の基礎を作っていきます。